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> > 国宝の五重塔は現在檜皮葺の屋根の工事中(3年間)
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> 3年間の工事終了予定は何年何月ころでしょう?
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大改修の工期は、令和4年12月~8年3月の予定で、施工業者は萩の柴田和則君が勤務していた協和建設工業㈱です。協和建設工業は、県内屈指の文化財建築物保存技術を有しており、これまで重要文化財の龍福寺(第31代当主大内義隆の菩提寺)や築山神社(市文化財)の修復工事に取り組んでおり、自分も現地説明会に参加し、協和建設がこのような優れた保存技術を持っていることに誇りを感じました。
国宝とはいえ、改修費用は全て国庫補助ではなく、国の補助率65%、県25%、事業主体の瑠璃光寺10%であり、現在10%の事業主体負担分についてクライドファンディングで毎年募集しており、目標達成率は30%の現状で皆さんも協力をお願いします。寄付額は確定申告の際ふるさと納税と同じく控除することが出来ます。
なお、この度のニューヨーク・タイムズの記事は、どうやら米国人ライターの「クレイド・モド」なる人物が昨年山口市に来て、山口の町や萩往還を歩いて取材し、投稿したようです。
それにしても、一流旅行評論家がノーマークの山口市と目の付け所が良く「過度な観光客に悩まされることが少ないコンパクトな都市」とは、女房に言わせれば「田舎」と言うことで、世界中に山口市が紹介され、昨年の盛岡市以上の観光客が増えることを期待したいものです。https://ideamarket.yomiuri.co.jp/projects/rurikoji2023